ダイジェスト版です。

本編は2時間46分です。オンラインでご覧いただけます。

会員・学生 3,500円 / 一般 4,500円

『風の時代』とは

 

西洋占星術の世界では、約200年ごとに世の中の価値観が大きく変化しており、昨年から新しい『風の時代』を迎えたと言われています。産業革命から始まったこれまでの「土の時代」は、目に見える物質や経済に価値が置かれていた時代であり、近代西洋医学もその価値観と共に発展してきました。それに対して、これからの『風の時代』は、情報や知識やコミュニケーションなど形がないものが重視され、より自由に考えたり行動したりすることが大切になってくると言われています。

共存・共生のための関係性

 

昨年からのコロナパンデミック・パニックは、目に見えないウィルスがその新しい時代の幕開けを告げているかのようです。前の時代の古典的感染症対策が、「目に見える物」としてウィルスを排除しようとする考え方であるのに対して、これからの時代の新しい考え方では、人も含めた地球上の全ての生物とウィルスや微生物との共存・共生のための「関係性(コミュニケーション)」に焦点を当てたアプローチになると考えられます。

新しい時代の価値観に向かって

 

今回のシンポジウムでは、大阪市立大学名誉教授の井上正康先生と、英国在住の心理カウンセラーの溝口あゆか先生のご講演と対談を通じて、コロナパンデミック・パニックを終焉させるための『風の時代』の新しい考え方や価値観を理解し、多くの人が希望の風に乗って飛び立つことができることを心から願っております。

シンポジウム実行委員長からのメッセージ

昨年からの世界的なパンデミック・パニックは、20世紀の古い価値観/考え方の崩壊と同時に、21世紀のこれからの新しい価値観/考え方の台頭を象徴的に示しています。

医学領域においては、従来の要素還元主義による「生物医学モデル」から、システム論的思考による「生物・心理・社会(・環境)モデル」へと、パラダイムが大きく変化していくと思われます。

連日、検査陽性者を感染者と置きかえ、その激増が報道され続けていますが、ウィルスが病気の原因だとする古い時代の考え方による隔離や自粛を中心とした感染症対策では、もはや収拾が付かない混乱状態に陥っているのは明白であり、正に「生物医学モデル」の矛盾とその崩壊が起こりつつあります。

重症者については、新興ウィルスの感染が切っ掛けとはなっていますが、その後の経過については宿主である人間側の心身の状態や生活習慣、大気汚染などの多要因が複雑に絡み合い、免疫系の過剰反応を中心とした「過剰免疫反応症候群」とでも言うべき重症化の病態を作っています。

現在の感染症対策の考え方は、ウィルスとその変異株だけしか見ておらず、物理的に隔離・自粛・消毒でウィルスを排除しようとしてきました。ワクチン接種も、その考え方の延長線上にあるため、変異し続けるウィルスに対して毎年のように何度も繰り返しワクチンを接種することになります。

このような「生物医学モデル」に基づく、現在の感染症学の考え方の対極にあるのが、『ホリスティックHolistic』という、全体的・包括的・俯瞰的な価値観・考え方であり、パンデミック・パニックを終焉させるための鍵となります。

『私たちが直面する問題は、その問題が生じたときと同じ考え方をしていたのでは解決できない』というアインシュタインの言葉にもあるように、従来の考え方や価値観で行動してきた結果、今現在の問題が引き起こされていると考えるならば、その同じ考え方や価値観を続けている限りは、今現在起こっている問題は決して解決しません。

一段上の次元の異なった視点や発想から全体を俯瞰することにより、問題解決の糸口が見えてくるというアインシュタインのこの言葉は、ウィルスとの共生・共存を前提とした新しい価値観と、それに基づく全体的(ホリスティック)な意識へとシフトすることを促しているように感じます。

多くの人が疑問を感じつつも、全体の雰囲気に逆らえない閉塞した現状を乗り越えていくためには、この『ホリスティック』という、部分ではなく全体を包括した「大局的・俯瞰的視座」を持つことができるかどうかにかかっています。

私が関わっているNPO法人「日本ホリスティック医学協会」関西支部では、このホリスティックな観点から現状を俯瞰し、新たな時代に向かって進んでいくパワーを多くの人に持っていただくために、本年10月31日(日)にオンラインのシンポジウムを開催いたします。

シンポジストとして、大阪市立大学名誉教授の井上正康先生と、英国在住の心理カウンセラー溝口あゆか先生をお招きしております。

タイムスケジュール

13:30~13:40 開会の挨拶 竹林 直紀 (実行委員長)
13:40~14:30 講演1 井上 正康 (大阪市立大学医学部名誉教授)
14:40~15:30 講演2 溝口 あゆか (OADセラピー創始者)
15:40~16:30 パネルディスカッション
16:30 閉会の挨拶 愛場 庸雅 (関西支部長)

演  者  

井上 正康

生命のシナリオと共生の死生観

 

井上正康プロフィール

1945 年 広島県(戦後の生まれ) /  1970 年 岡山大学医学部卒業1973 年 インドペルシャ湾航路船医 /  1974 年 岡山大学大学院 修了(病理学、医博) /  1980 Albert Einstein 医科大学内科学准教授/ 1982 Tufts 大学医学部教授(分子生理学)/ 1982 年 熊本大学医学部 助教授(生化学)/ 1992 年 大阪市立大学医学部教授(分子病態学)2011 年 大阪市立大学 名誉教授/ 宮城大学 理事・副学長大阪市立大学特任教授(脳科学) /  2013 年 健康科学研究所 所長(産業医学)/ 大人の学校【現代適塾】塾長/  2015 年 ㈱キリン堂ホールディングス取締役/ 2019 年 腸内フローラ移植臨床研究会評議員シンバイオシス研究所 /  FMT クリニック院長(~2020 ) /  2021 年 ㈱キリン堂ホールディングス学術顧問

溝口 あゆか

ポストコロナ・新しい意識へ飛躍するチャンス

溝口あゆかプロフィール

早稲田大学第一文学部美術史卒。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ芸術運営学修士号。 Center for Counselling and Psychotherapy Educationにて心理学を学び、心理カウンセラーの資格を取得。癒しのプログラム「オープン・アウェアネス・ダイアローグ(OAD)」、「インテグレイテッド心理学」の創始者。非二元(悟り)の観点からの人間の心のしくみを教えている。またセラピーにおいては、JMET代表EFTマスタートレーナー、また日本人唯一のMatrix Reimprintingトレーナーでもある。著書に「こころがスーッと軽くなるさとりセラピー」(大和出版)など多数。

司会・パネリスト

竹林直紀

竹林直紀プロフール
愛知医科大学卒。関西医科大学、九州大学にて心身医学を研修。米国サンフランシスコ州立大学ホリスティック医療研究所にて、バイオフィードバックやホリスティック医療・統合医療を心身医学の立場から研究。現在、薬を使わない自由診療の統合医療クリニック『ナチュラル心療内科』院長。バイオフィードバック・マインドフルネス・分子栄養療法などを取り入れた「精神生理学的ストレスケア」を中心とした独自の統合医療を実践している。

著書:「心療内科医が教える 疲れた心の休ませ方」「薬にたよらない心療内科医の 自律神経がよろこぶセルフヒーリング」青春出版社、「補完・代替医療 バイオフィードバックとリラクセーション法」金芳堂(編著)他

料  金

◆当日zoomによるウェビナーの録画したものをオンラインで視聴していただけます。

会員・学生 3,500円 / 一般 4,500円

お申し込み特典

今回のシンポジウムを更に深くご理解していただく為に、「特別特典」をご用意させてただきました。

令和2年3月31日に開催された「新型コロナウィルスについてホリスティックドクターが語る」の完全版をご視聴いただけます。

ホリスティック医学協会 関西支部の、新型コロナウィルスに対するスタンスをご理解いただくことによって、今回のシンポジウムがさらに有意義なものになっていく事と思います。

 

特典動画の一部です。こちらをご覧ください。↓

ご 案 内

■ホリスティック医学協会会員の方は会員価格でお求めいただけます。【ホリスティック医学協会入会について】
■会員の方がお申込みの場合は会員番号が必要となります。(会員番号は、協会本部から送られてくる「ニューズレター」の宛先シールに記載されています。)
■お支払方法は「クレジット決済(paypal利用)」と「郵便振替・銀行振込み」の2種類がございます。 お申込みフォームに選択するボタンがございますので、ご希望の方をお選び下さい。
■入金後は主催者側の事情で中止になった場合以外は、払戻しできません。
■銀行振込みの場合は、お申込みから一週間以内にお支払いください。
■視聴URL等の購入者個人の視聴に限ります。SNS等での拡散は著作権に抵触しますのでお気をつけください。

 

【お申込み後の連絡、振込先】

お申込み後に到着する「申込み完了メール」に振込み先が記入されています。
申込み完了メールをなくされた方は、下記宛にお振込みください。

注)必ず先に申込みフォームにてお申込みください。(先にお金を振込まれた場合対応ができません)

◎郵便振替口座
(振込み手数料はご負担ください)
口座番号: 00970-9-243506
口座名称: 日本ホリスティック医学協会 関西支部

◎ゆうちょ銀行
店名: 〇九九店(ゼロキュウキュウ店)
預金種目: 当座 ←「当座ですので、お間違いのないように」
口座番号: 0243506

 

シンポジウムに関してのご質問はメール・FAXでお願いたします。
お問合せ専用メール entry@holistic-kansai.com です。

■本シンポジウムは「生活習慣病予防指導士」の方は、3単位取得できます。又、「ホリスティックヘルス塾」レベルアップ講座となります。

シンポジウム実行委員長からのメッセージ

昨年からの世界的なパンデミック・パニックは、20世紀の古い価値観/考え方の崩壊と同時に、21世紀のこれからの新しい価値観/考え方の台頭を象徴的に示しています。

医学領域においては、従来の要素還元主義による「生物医学モデル」から、システム論的思考による「生物・心理・社会(・環境)モデル」へと、パラダイムが大きく変化していくと思われます。

連日、検査陽性者を感染者と置きかえ、その激増が報道され続けていますが、ウィルスが病気の原因だとする古い時代の考え方による隔離や自粛を中心とした感染症対策では、もはや収拾が付かない混乱状態に陥っているのは明白であり、正に「生物医学モデル」の矛盾とその崩壊が起こりつつあります。

重症者については、新興ウィルスの感染が切っ掛けとはなっていますが、その後の経過については宿主である人間側の心身の状態や生活習慣、大気汚染などの多要因が複雑に絡み合い、免疫系の過剰反応を中心とした「過剰免疫反応症候群」とでも言うべき重症化の病態を作っています。

現在の感染症対策の考え方は、ウィルスとその変異株だけしか見ておらず、物理的に隔離・自粛・消毒でウィルスを排除しようとしてきました。ワクチン接種も、その考え方の延長線上にあるため、変異し続けるウィルスに対して毎年のように何度も繰り返しワクチンを接種することになります。

このような「生物医学モデル」に基づく、現在の感染症学の考え方の対極にあるのが、『ホリスティックHolistic』という、全体的・包括的・俯瞰的な価値観・考え方であり、パンデミック・パニックを終焉させるための鍵となります。

『私たちが直面する問題は、その問題が生じたときと同じ考え方をしていたのでは解決できない』というアインシュタインの言葉にもあるように、従来の考え方や価値観で行動してきた結果、今現在の問題が引き起こされていると考えるならば、その同じ考え方や価値観を続けている限りは、今現在起こっている問題は決して解決しません。

一段上の次元の異なった視点や発想から全体を俯瞰することにより、問題解決の糸口が見えてくるというアインシュタインのこの言葉は、ウィルスとの共生・共存を前提とした新しい価値観と、それに基づく全体的(ホリスティック)な意識へとシフトすることを促しているように感じます。

多くの人が疑問を感じつつも、全体の雰囲気に逆らえない閉塞した現状を乗り越えていくためには、この『ホリスティック』という、部分ではなく全体を包括した「大局的・俯瞰的視座」を持つことができるかどうかにかかっています。

私が関わっているNPO法人「日本ホリスティック医学協会」関西支部では、このホリスティックな観点から現状を俯瞰し、新たな時代に向かって進んでいくパワーを多くの人に持っていただくために、本年10月31日(日)にオンラインのシンポジウムを開催いたします。

シンポジストとして、大阪市立大学名誉教授の井上正康先生と、英国在住の心理カウンセラー溝口あゆか先生をお招きしております。