第154回 ホリスティックフォーラム大阪
暮らしの中の漢方養生
自分で出来る小さな不調の改善法
講師:山田友佳 (日本漢方養生学協会認定講師)
日本人の平均寿命は延びたけれど、さまざまな心身の不調を抱えながら生きる人が増えています。「病気になったら現代医療で治す」というのではなく、自分の身体がなんらかのサインを出している変化に気づき、自分自身で管理して、病を未然に防ぐ。この予防医学的な考え方が『漢方』です。
漢方とは漢方薬だけでなく、鍼灸、気功、薬膳、養生などが含まれます。
この漢方の知識をもつことが、心も身体も快適に生きるということにつながります。
「漢方って難しそう…」という初心者にもわかりやすい漢方の基礎知識、陰陽五行、気・血・水についてお伝えし、なぜ病気になってしまうのか、未然にどう防ぐのかという養生法をご紹介します。
ワークショップでは、自分の体質や体調に合わせて、生活に取り入れやすい薬膳茶を作り試飲していただきます。
漢方とは
漢方:全身のバランスで考える体質改善
西洋医学が病気の局部に注目するのに対し、漢方は身体全体のバランスを整え、病気になりにくい「体質」へと改善することを重視します。そのため、西洋医学では治りにくい慢性的な不調に適していると言えます。
漢方の特徴:一人ひとりの個性を重視
漢方の大きな特徴は、一人ひとりの体質や症状を細かく見て処方を決める「個性重視」の考え方です。同じ病名でも、胃腸の状態や体型、その他の症状によって処方される漢方薬は全く異なります。
漢方:身体を整え、根本から症状を改善
また、漢方は強い薬で症状を無理に抑えるのではなく、身体が本来持つ治癒力を助け、全体の調和を取り戻すことで不調を改善します。そのため、治療後にだるさなどの不快感が残りにくいのが利点です。
プロフィール:山田 友佳 (やまだ ゆか)
IN THE HAND代表
日本漢方養生学協会認定講師、漢方養生指導士漢茶マスター、栄養士、ハンドビューティーコンサルタント
自身の頭痛をきっかけに漢方を学び、根本原因がわかり改善した経験から、不調は薬に頼らず薬膳茶で治す方法を提唱。
伊丹市にあるIN THE HANDで心身の不調カウンセリング、オーダーメイド薬膳茶、薬膳素材の量り売りなどをおこなっている。

開催日時
◆開催日時
2025年10月19日(日)
14時~16時30分(講演・質疑応答を含む)
13時50分受付開始
定員
■当日会場参加 20名
■後日視聴参加 50名 (視聴期限10月31日まで)
会場・アクセス カフェ マルタン

兵庫県伊丹市中央5-3-1 (伊丹サンロード商店街)
阪急伊丹線 伊丹駅 徒歩約7分・JR宝塚線 伊丹駅 徒歩約12分
阪急伊丹駅東口からの道案内です

阪急伊丹駅東出入り口から出ます

目の前の横断歩道を右へ曲がります。

ダイソーがある交差点を渡って左に曲がります。

商店街に入ります。

左手にあります